『忙しいデスクワークの合間に効率の良い休憩が取れたらな』
会社を縁の下から支えているデスクワーカーの皆さまの中には、こんなことを思っている方は大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
デスクワークって常に頭を使って業務を行うため、昼頃には疲労を感じているってことが結構ありますよね。
私自身も昼ころには疲れが出てきて、午後からは業務効率が下がりがちです。
そんなデスクワーカーの皆様にオススメなのが、昼の休憩時間で手軽に実践できる『コーヒーナップ』です。
ナップとは英語で昼寝という意味があります。
その言葉のとおり、コーヒーを飲んで昼寝をしようというものです。
こんな簡単なことで集中力も回復し、眠気も覚めて、午後からまた仕事をバリバリこなせてしまうんです。
人間の生活の土台は睡眠ですので、この睡眠をうまく活用して、効率よく業務をこなしていきましょう。
Contents
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コーヒーナップとは
コーヒーナップとはざっくり言うと、コーヒーを飲んだあとに昼寝するというものです。
コーヒーに含まれているカフェインの効能を利用して、寝起きが非常にスッキリします。
集中力・注意力を回復してくれる最高のお昼寝テクニックです。
効果的な時間
昼寝の時間は15分~20分程度が良いです。これだけで夜の睡眠の3時間に匹敵するとも言われています。
ちなみにこれ以上の睡眠をとってしまうと逆に集中力が落ち、注意力も散漫になってしまいます。
カフェインの効能
人は起きている間に、脳内にアデノシンという物質が蓄積されていきます。
このアデノシンという物質は、脳を覚醒させるヒスタミンの放出を防ぐ効果があります。
脳を覚醒させるヒスタミンが放出されなくなると、自然と眠気が襲ってくる状態になります。
カフェインはこのアデノシンのヒスタミンの放出を抑える最初のステップを妨害するという効果があるのです。
カフェインの効果が現れる時間
カフェインは腸から吸収されて、血液に運ばれて脳に到達します。
そこまでの時間がおよそ20分と言われています。
20分の昼寝を終える頃にちょうどカフェインが脳に到達するので、タイミング的にぴったりになるのです。
昼寝は熟睡しなくてもOK
みなさまの中には寝つきが悪い方もいらっしゃいますよね。寝つきが悪くて、熟睡する前に20分経ってしまうなんてこともあるかと思います。
でも、心配しなくても大丈夫です。目を閉じ、ゆっくり呼吸する状態でも効果はあります。
かくいう私も寝つきが悪い方で、休憩中とはいえ、会社で熟睡することは不可能なので、熟睡したことはありませんが、効果はしっかりと出ています。
コーヒーナップのメリット
では、更にコーヒーナップを実践したくなるように、メリットを書いていきたいと思います。
手軽さ
第一になんといっても手軽さでしょう。コーヒーを飲んで昼寝するだけで、集中力や注意力が回復するのですから。これだけのことで業務効率があがるのです。
私はコーヒーも手軽に用意したいので、インスタントコーヒーで実践しています。
コーヒー以外でもOK
中にはコーヒーが苦手な方もいらっしゃると思います。でもご安心ください。カフェインが入っていれば同様の効果を得ることができます。
以下、コーヒー以外でおすすめの飲み物です。
- 玉露緑茶
- 烏龍茶
- 紅茶
- 煎茶
飲み物以外でもカフェインタブレットでも代用可能です。
なんといっても効果が高い
昼寝と組み合わせで『起き抜けに顔を洗う』というものと『強い光を浴びる』というのも、効果を増やす効果があるのですが、コーヒーと組み合わせるのが一番効果が高いというテストもあります。
睡眠負債の返済
睡眠負債という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
睡眠負債とは日々の睡眠不足が着実に積み重なっていく状態をいいます。
日本人の平均睡眠は各国と比べても低く、日々睡眠負債が増えて言っている状態です。
この積み重なった睡眠負債は休日にまとめて寝たからといって返せるものではありません。
日々睡眠時間をしっかり確保して、少しずつ返していくしかないんです。
コーヒーナップを行うことで、この睡眠負債を少しずつ返していきましょう。
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コーヒーナップの注意点
どんないいことであっても、注意点はつきものです。
以下コーヒーナップを行うにあたっての注意点をまとめてみました。
15時以降には行わない
大抵の方は12時から昼休憩に入ることが多いと思いますが、中には忙しいとか交代制とかで休憩時間が遅くなる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、コーヒーナップを行うにあたって、15時以降に行うことはオススメできません。
何故なら、夜の睡眠に影響を与えてしまうからです。
かえって睡眠不足を起こしてしまうことのないように気をつけましょう。
なんだかんだで夜の睡眠をしっかり取ることが大切ですからね。
ちなみに私はカフェインの影響を受けやすいので、顕著に夜眠れなくなります…
カフェインの摂り過ぎに注意
カフェインは体に良いとされながらも、やはり適量というものは存在します。
個人の体重によっても適量は変わってきますが、昼寝前にはだいたい100mgのカフェインを摂取すると脳の認知機能が高まると言われています。
ちなみに1日では3~4杯のコーヒーが適量と言われています。
コーヒーナップまとめ
コーヒーナップのポイントは大きくまとめて3点。
この3つのポイントを抑えて行って行きましょう。
- 昼寝前に100mgのカフェインを摂るようにする。
- 昼寝の時間は20分間。これ以上になると逆効果。
- 15時以降は夜の睡眠に影響が出るので、行わない。
以上、コーヒーナップの魅力について書いてみました。
こんな手軽なことで業務効率がアップするので、是非試してみてください。素晴らしいデスクワーカーライフを送りましょう。
ちなみに営業の方にももちろんおすすめです。私自身営業の仕事をしているときにも実践していました。
頭がすっきりするので、お客様のとの会話も弾みますし、表情も豊かになるので、相手に好印象を与えられます。